前回の記事で、一ヶ月ギターを猛特訓した話を書きましたが
その途中で出会ったのが、今も愛用しているエレアコでした。
オベーションの7〜8万くらい(詳しいお値段を覚えていません)の品物です。
ライブで演奏する為、急遽エレキではなくエレアコが必要になりまして…
学校帰りにぶらりと立ち寄った楽器店で、ふと目に入った黒いボディに穴の開き方が特徴的なエレアコ。
なにこれカッコイイ!
さっそく店員さんに声をかけて、試し弾きさせてもらうことに。
ギターなんてほとんど触ったこともない私でしたので
ぶっちゃけ弾きやすいとか音の良し悪しとかは
全っ然わかりませんでした(爆)
私がギターを触っている間、顔を輝かせて色々説明してくれる店員さんでしたが(この人は本当にギターが好きなんだろうなあ)
おおっ とか そうなんですかぁ とか わかったようなわからなかったような、曖昧な相槌をするので精一杯でした(汗)
その後他のギターも何本か触らせて貰いましたが、やっぱり最初の黒くて独特なのがどーしても気に入ってしまったので(見た目もフィーリング的にも)
その場でローン組んでお持ち帰りしちゃいました。
あまりにもスルっと決断してしまった自分に自分で驚きました(笑)
当時のバイト代にしては大分高い買い物だったので…
「自分が持つならこのギターだ」
「今これを買わなかったら後悔する」
そういう感覚がありました。
直感というか、気がついたら「これください」と言っていた感じです。
今思えばご縁があったんだと思います。
自分のギターを手にしてからは、そりゃあもう練習に身が入りました。
自分が惚れて買ったギターですから尚更です。
弦を替えたり、布で磨いたりするのもなんだか嬉しい気分です。
人から借りた物では味わえない感覚ですね。
買ったばかりの頃はお気に入りのギターに触っていられる事が嬉しくて、上達の速度もめまぐるしかったように思います。
やっぱり、知識がなくても気に入った道具を使うのは大事だなあ と思います。
お気に入りのものに触れている時間は、楽しくて嬉しいものになるでしょうし。
その楽しくて嬉しい時間の積み重ねが上達に繋がり、もっとその趣味が好きになって、さらに豊かな時間を味わえるようになっていくんだと思います。