今日和、癒湯です。
今回は、
- 鍼灸治療に興味はあるけど 本当に効くの?
- 痛くない?熱くない?
- 火傷したり痕が残ったりするの?
そういう疑問をお持ちの方に向けて、私が過去実際に患者として治療を受けた結果と感想をご紹介していきたいと思います。
まずは鍼灸治療とはどんなものなのかを、軽くご説明しますね。
鍼灸とは
名前の通り、体の治療に効果的なポイント(ツボ)や筋肉に鍼(はり)を打ったり(刺したり)
お灸(きゅう)をすえたりして、元々体が持っている自己治癒力を助ける医療です。
※お灸:皮膚の上にもぐさ(ヨモギを乾燥させたもの)を置き、火をつける。
そうすることで、温熱効果と染み出すヨモギの成分を利用する治療方法。
中には刺さない鍼や、皮膚に寝かせるように当ててさするだけの施術方法もあります。
皮膚に薬理効果のあるものを塗るだけの、火やもぐさを使わないお灸というものもあります。
痛みはあるか?火傷や痕は残るか?
これらは多くの方が不安に思われている事だと思います。
はりというと縫い針や注射針を想像される方が多いかもしれませんが
鍼灸で主に用いられる鍼は注射針などよりずっと細く、髪の毛くらい細いものなので
上手に打つと痛みは全くありません。
お灸も直に肌に据えるものばかりではなく
患部ともぐさの間に塩など(薬理効果のあるもの)を挟むものや、
筒状の厚紙の中の上の方にもぐさが詰まっていて、もぐさが直接皮膚に触れないように作られているものもあります。(せん○ん灸など)
直に肌に据えるお灸でも、三角錐(▲)の形のもぐさのてっぺんに火をつけ、
肌に触れている底の部分が燃える前(熱いと感じる前)に火を消す施術方法もあります。
ですので程よく心地よい温熱効果がありながら、火傷をしない施術をすることも可能です。
次の項目からは、実際に私が施術を受けてきた感想を書いていきたいと思います。
肩こりが緩んだ
鍼灸を受け始めた頃、治療院に大体週1のペースで通っていました。
私はかなりゴリゴリの肩こり&背中の張りがありまして
治療を受けて緩んでやっと、「あ〜凝ってたのね」と自覚するレベルです(笑)
酷い時には息が吸えないくらい体が硬くなっていましたが、治療を受けると3〜5日くらいは楽になり、また硬くなって緩めてもらいに行く
という生活が四年ほど続きました。
因みに今はもう治療に通わなくてもいいくらい、改善しています。
食の細さと慢性疲労が改善
ある時知り合いが、自身がアルバイトをしている治療院を紹介してくれまして
早速受診することに。
そこの院長先生の治療が私の体には合っていたようで
長年体質だと諦めていた、食の細さとそれに関連する疲れやすさなどがみるみる改善していきました。
その治療院に通い始めてから、「明るくなったね」「前よりよく笑うようになったよね」などと
周りの人から言われるように!
お陰で治療前よりは疲れにくくなり、食事も美味しくモリモリ食べられるようになり、
「鍼灸治療ってすごい!」
と改めて感動しました。
最後に受診したのはもう一年前になりますが
もちろん今現在も食欲とスタミナはバッチリです。
治療では背中に何本も鍼を打ったり(浅くですが)、冷えをとる為に足にお灸をすえたりもしましたが
そこの先生の治療は全然痛くも熱くもなく、とても快適でした!
終わりに
参考になりましたでしょうか。
体の事となると病院にかかるという方が多いと思いますが
ちょっとした食欲不振や肩こり、体質改善などには
鍼灸がとても効果的な場合があります(全てとは言えませんが)。
実際に治療を受けるまでは、私も鍼を刺されることに不安がありましたし
緊張もしていましたが
実際治療を受けてみると全っ然痛くなくて拍子抜けでした(笑)
慣れるまでは刺さない鍼や、火を使わないお灸などもありますので
迷われている方は一度体験してみることをお勧めします。
最後まで御覧戴きまして、ありがとうございました。