ギター始めて1ヶ月でギターボーカルやった話

今日和、癒湯です。

突然ですが、趣味でギターを弾いています
学生の頃は何度かライブにも出ました。
(ギターを始める前はドラムやボーカル、キーボードで…)
始めてギタリストとして出たライブで、なんとギターボーカルをやることになったのです。

今回の記事では、その時のことについて語らせていただきたいと思います。

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元々私はボーカルとしてライブに出る予定でした

しかしライブ数週間前(6週間前くらいかな)に、キーボードを弾いて貰う予定のメンバーが出られなくなってしまいました。
(そのバンドにはギターがおらず、コード楽器はキーボードだけでした。)
他に楽器ができる知り合いもツテも無く…

も〜 ど〜しよ〜(泣)って涙目でした(笑)

でもせっかく出演が決まってるライブだし、絶対出たい!と思い…
あーもーこうなったらギターボーカルやってやんぜ!
とコードの一つも知らないのにちょっと無謀(⁉︎)な挑戦が始まったのでございます…

本番は1ヶ月後に迫っています。
決心した次の日から早速書店でギターの入門書を二冊買い、弟のエレキギターを借り(当時はmyギターを持っていませんでした)、猛特訓を始めました。
ライブで演る曲のコード譜をネットで調べ、ひたすらギターを鳴らしました。

身近に教われる人もいなかったので、本とyoutubeが当時の師匠でした(笑)
本当はライブで5曲演る予定だったのですが、コードがわからなかったり、ある程度のクオリティは大事にしたかったので、泣く泣く2曲に絞りました。

何度も「間に合わなかったらどうしよう」とか
やっぱり無理なんじゃないかとか
ギターだけならまだしもギターボーカルだぜ?とか
バンドメンバーのクールなベーシスト君の「おいおい大丈夫かよ」って視線が痛かったり
自分がすっごくアホなことをしている気がして不安でいっぱいになりもしましたが

どこか「出来たら自分凄くね!?」って思ったり
このアホみたいな挑戦自体を楽しんでいる自分も同時にいたので
割と情熱をキープしたまま練習を続ける事ができました。

やっぱり毎日弾いているとどんどん指の皮膚も厚くなってくるし
コードが綺麗に鳴るようになってきたり、指の移動もスムーズになってきたり
毎日のように自分の成長が実感できて、とても充実した日々でした。
弾いて弾いて弾きまくって指が擦り剥けて血が出た日には
「ぅおお 私まじ頑張ってんじゃん!根性あんじゃん!?」
と 一人でちょっと興奮していたアホな私(笑)

ちなみに練習していた場所ですが、主にカラオケボックスで曲に合わせて歌いながら弾いたり
自宅(一軒家)で22時までと決めて練習していました。

毎日何度もやっていると意外とギターに合わせて歌えるようになってきて、「凄く難しいと思ってたけど、やってみるもんだな」と、静かに感動したりもしました。

そんな感じで、濃ゆ〜い1ヶ月を駆け抜けて

やってきました本番当日。
そりゃ〜もう緊張しましたよ。
でもやれる事はやってきましたし
ここでコケてもそれはそれでネタになるからいいや〜
って感じで割と潔い気持ちで演奏に臨む事が出来ました。

大きな失敗もなく、思っていたよりもあっけなく出番は終わりました。
練習期間1ヶ月にしては上出来だったのではと思います。

終わりに

あの時は挑戦して本当に良かったと思います。
それまでは「ギター弾けたらカッコいいな〜 楽しいだろうな〜」と思いつつ手を出さなかったので、本当にいい機会でした。
歌う事が大好きで、ライブで絶対歌いたい!という気持ちが
ギターに親しむきっかけになってくれました。

お陰でライブから数年経つ今でも、時々ギターを弾いて楽しんでいます。
あのライブがきっかけで友人のバンドに誘われ、何度かギターを弾かせてもらったりもしました。

ギターは自分には向いてない
自分は手が小さい方だから無理だ
食わず嫌いでそんな風に思い込んでいましたが
今思えば、全くそんな事は関係ありませんでした。

やってみて、案外なんとかなっちゃいました。
やってみるもんです。

(今回の一件で、今も愛用しているエレアコとの出会いもありました。それはまた別の記事でご紹介したいと思います。)

ではでは
最後までご覧頂き、有難う御座いました。

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