今日和 癒湯です。
どんどんどんどん秋になってきてますね。
天候がころころ変わったり
朝晩の空気がひんやりしたり。
特に大雨が降った後の澄んだ夜風が
私は大好きです。
さて、今回は
モラハラで毒な父が何故そうなってしまったのか
について私なりの考察を書いていきたいと思います。
今まで父のモラハラ行為には散々悩まされ傷付けられてきました。
どのような原因で父がそういう人間になってしまったのか
少しでも理解する事ができれば
私は自分を責めるのではなくもっと建設的な思考が出来るようになるのでは?
そう思って色々調べたり考えたりしています。
ではどうぞ。
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毒父の親はやっぱり毒親
毒親は連鎖する
というのは毒親育ち界隈の人には段々知られてきている話だと思います。
勿論うちの毒父も例外ではありません。
ここで父の母である祖母の毒エピソードをご紹介したいと思います。
以前(私が小学生の頃)父の実家で祖母と2人で寝た時
私が父から無視や暴言などを受けている話をして
「お父さんは私の事が嫌いなんだ いらないんだ 見捨てられた!」
と愚痴った事があります。
すると祖母はわっと泣き出し
「自分の子を見捨てる親がどこにいる! あんたがちゃんとしないからじゃないのかい!
私は悲しいよ」
と。
なんだか祖母まで父の肩を持ち、私をダメな子扱いするんだなあと悲しかったです。
私には味方がいない、やっぱり私はダメな人間なんだろうか って。
私の傷付いた気持ちを全く受け止めて貰えないのも寂しかった。
今改めてこの時の事を思い出すと
子供の話を受け止めず、共感能力がなく、自分の意見を一方的に叩きつける という点で
祖母もやはり毒親だったのだなあ と納得しています。
そして当然私の父も話が一方的で、共感能力はゼロ。
やっぱカエルの子はカエル(笑)
さらに私は直接は見ておらず父から聞いた話なのですが
父が子供の頃、祖父(父の父)はいつも威圧感があり
食卓で少しでもだらしない事をすると
速攻拳が飛んできたそうです。
おまけに父にはジャイアンのような兄がいて
その兄のわがままに振り回されて育ったと聞きました。
つまり
いつも緊張感があり、話も聴いてもらえず、虐げられる。
こりゃあもう立派な機能不全家庭ですよね。
父は健全な愛情に飢え、満たされないまま身体だけ大人になってしまったんだと思います。
そのような環境で育った父が
優しくて包容力があって頼れるパパ! なんぞになるのはあまりに困難。
健全で温かい家庭というものも知らないに違いない。
精神的に余裕がなく、性格が歪んでしまうのも頷けるわ。
ああ 書いてたらなんだか
父に同情の念が湧いてきた…
私をモラハラの的にしたのは許せないけど
辛うじて同情はする。
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父は何故私をターゲットにしたのか
これは完全に憶測なのですが
私が第一子だから だと思っています。
先程書いたように父はわがままな兄に振り回されてきたようなので
第一子という存在に恨みを持っているのかな〜と。
自分の兄に直接やり返す事ができなくて
代わりに私に当たり散らしているのかもしれません。
それと私の下に弟が出来てからモラハラが顕著になってきたと記憶しています。
下の子であり男子である弟の方が可愛いのもあるでしょう。
そして私の母は気が強くターゲットには適さない為
サンドバッグとして調教しやすい
物心つきたての私がターゲットにされたのだと考えています。
モラハラする人は
はけ口があってやっと自分を保てる人です。
もし私が生まれていなかったら
別の誰かが父のサンドバッグに選ばれていたことでしょう。
毒父がすぐ拗ねて不機嫌になるワケ
うちの毒父はいつも威圧感たっぷりな割に自虐的です。
家族で何かしら話し合う時などに、私達が父と違う意見を言ったりすると
「どうせ俺なんか…」とか
「もうどうでもいい 好きにしてくれ」とか
すぐ投げやりにな事を言って、不機嫌に拗ねて部屋に籠ってしまいます。
父は機能不全家庭で育った為
健全な意見交換というものを知らずに生きてきたと思われます。
きっと両親や兄から、一方的に意見を叩きつけられ
自分の話を聴いて貰ったり、受け止めて貰った事がほとんどないのでしょう。
だから受け止め合うという感覚も学べていない。
そのため少しでも意見の違いなどがあると
自分を否定されたように感じてしまうのかもしれません。
そして子供時代に話しても聴いて貰えなかった経験から
今でも話す前から諦めて拗ねるスタイルが染みついてしまっているのだと思います。
毒父は自分嫌い
だから自分によく似た我が子も愛せないのでしょう。(私は父親似、弟は母親似)
嫌いな自分を我が子である私に投影して
間接的に自己攻撃をしていると思われる出来事がありましたのでご紹介します。
私が小学校低学年の頃
ある晩父と2人でお風呂に入っていました。
そしてどのような話の流れだったかは覚えていないのですが
父が「生きるの嫌になったらいつでも●してやるから」と
突然私に言い放ったのです。
この時のショックは今でも忘れられません。
ああ、本当に父は私を愛してはいないんだ
いつか本当に父に●されるかもしれない
強くそう感じた出来事でした。
しかし大人になってから改めて考えてみたら
父が本当に●したいのは、父自身なのでは?
と感じました。
機能不全家庭で育った父には、健全な自己愛が育っていない。
自分を否定したり、嫌いになるような育て方をされてしまった。
だから自分を受け入れられず、自分に似た我が子も受け入れられない。
今ではそのように解釈しています。
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終わりに
いかがでしたでしょうか。
こうして今まで父に関して考えてきた事をアウトプットしてみると
父も元は被害者であり
モラハラをするような人間になってしまったのも納得がいくような気がします。
まあ 簡単には許せませんけど!!
そして当然ですが
父や祖父母がああだということは、そのご先祖も…という事になり
うちの家系は先祖代々毒を受け継いでここまでやってきたんだなあ と再認識いたしました(笑)
私自身は色々ネットの記事や本を読んだり
怒りや悲しみを感じ尽くそうとしてみたり
何とか自分の精神状態を健全な方向に持っていこうとしており
徐々に癒えてきているところです。
その甲斐あってか、今回の記事のように
毒父の背景を理解しようと試みる心の余裕もやっと出てきたように感じています。
父も元被害者であり
健全な愛着関係を知らないのだと分かってからは
父にいい意味で期待しなくなりました。
極端な話、自分に“父親”はいなかったのだと考えるようになりました。
でも欲を言えば
父にもいつか自分の育った環境の不健全さに気付き
健全な関係を学び直して貰いたいものですがね^^;
ではでは、最後までご覧頂きまして有難う御座いました!