親の愛を感じた瞬間(体験談)

どうも今日和、癒湯です。

まだ6月ですがかなり夏らしい日が増えてきましたね。

ちょっと暑いのが玉にきずですが、寒い時期よりは元氣に過ごせる日が多くて有り難いです。

さて、今日もまた毒親についての記事です。

毒親というとネガティブな話題が多いですが

子供を深く傷つけてしまう親とはいえ

子供に対する愛が全くない親は珍しいのではと思います。

むしろ、我が子をとても愛していても

健全な愛の注ぎ方を知らないばかりに

その愛が歪んだ伝わり方をしてしまったり

かえって子供を傷つけてしまったりするケースがとても多いのではないでしょうか。

そんな中でも時々は

親の愛や優しさがちゃんと伝わってくる場面を経験した方もいらっしゃると思います。

普段傷つくことの方が多い分、気付けなかったり認めたくないこともありますけどね(笑)

今回は私が経験した

親から普通に愛を感じた瞬間のエピソードをご紹介していきたいと思います。

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怒鳴る父から庇ってくれた母

私が小学校低学年くらいの頃だったと思います。

当時私はそこそこ酷いアトピーで苦しんでいました。

夜布団に入ってから、痒くてなかなか寝付けない日も多かったです。

ある時家族で旅行に行き、宿では一家全員で同じ部屋に泊まることになりました。

(普段はみんな別室)

寝る時間になり、みんな布団に入りましたが

案の定私は痒くて眠れません。

我慢できずに音を立てて皮膚を掻いてしまっていました。

すると父が

「うるさい!掻くな!外でやれ!!」と

私に怒鳴ります。

掻くなと言われると

ますます痒くなって気が狂いそうになるのがアトピーの辛さです(笑)

我慢しなきゃ、でも痒くて堪らない。

私がおろおろしていると、今度は母が

「そこまで言わなくてもねえ。ちょっと廊下に散歩にでも行こうか?」と

声をかけてくれました。

この時は本当に救われましたねえ。

結局廊下を散歩はしませんでしたが

母にそう言ってもらってホッとしたのか、痒みは落ち着いてきて

その後しばらくしてからちゃんと眠れたように記憶しています。

「楽しんでおいで」と声をかけてくれた母

私の通っていた高校では毎年春にバス遠足があり

片道数時間ほどの場所に遊びに出かけていました。

何年生の時だったかは覚えていませんが

ある年のバス遠足の日に私が出かけようとすると

「行ってらっしゃい、楽しんでおいで」と

母が声をかけてくれました。

普段ほとんどそういう言葉を貰った記憶がなかったので

地味に嬉しかったのを覚えています。

大きなぬいぐるみをプレゼントしてくれた父

私が二十歳になった年

珍しく父と二人で買い物に出かける機会がありました。

大型のホームセンターへ行き

私は通りかかったぬいぐるみやクッションの売り場で

大きなクマのぬいぐるみを眺めていました。

(私はそういうものを集めるのが趣味なので…)

すると父が

「そういえば二十歳の誕生日に何もあげてなかったな。

それ、欲しいなら買ってやる。」

そう言ってくれたのです。

滅多にそういうことはなかったので

(初めてかもしれない…)驚きましたが

素直に喜んで買ってもらうことに。

家についてからもしばらくそれを抱いている私を

父は微笑ましそうに見ていました。

珍しく穏やかな時間でしたね〜(しみじみ)

「私は思っているよりもちゃんと父に愛されているのかもしれない」

その時は素直にそう感じました。

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終わりに

ここまで読んでいただき有難う御座います。

今回ご紹介したエピソードだけを見ていると

割と普通の温かい家庭という感じですね。

いつもこうだったらなあ(笑)

息苦しい家庭のつかの間の平穏…。

苦しい思い出ばかりでなく

少しでもこのような、温かい思い出があるというのは幸せなことだと

今では思えるようになってきましたけどね。

そして温かい思い出もあるからこそ

普段の毒丸出しな親とのギャップに苦しんだりもするわけですが(笑)

「いつかはずっと優しい親になってくれるんじゃないか」

そういう期待を捨てきれずにズルズルしてしまったりね…。

実はまだいくつかエピソードはあるのですが

全部書くと長くなってしまいそうなので

今回はこの辺で!

有難う御座いました^^

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