毒親育ちが接客業をすると出てくる影響 1

どうも、典型的毒親育ちの癒湯です。

突然ですが、まずは私が“典型的毒親育ち”として育つに至った環境を、箇条書きで挙げさせていただきたいと思います。
(同じような環境で育った方も沢山いらっしゃると思います)

1.「甘えるな!」と突き放されて育った(頼ることを許されない)
2.学校でいじめられても「お前が何かしたんじゃないか」とさらに責められる
3.親の地雷(気まぐれ)を踏むと、無視されたりメタメタに人格否定される(親の機嫌悪化に怯えるようになる)
4.親から貶される(可愛くない、何もできない、馬鹿に何を言っても無駄、お前のことはもう諦めた)
5.一挙手一投足にケチをつけられる(例:呼吸音がうるさい、表情・話し方、動作が不自然)
6.親に何か質問しても「自分で考えろ」と取り合ってもらえない
7.祖父母、伯父伯母も毒なので一方的に出来損ない扱いやセクハラをしてくる
8.挙句兄弟にまで見下した扱いをされる

上記のように対等に扱ってくれる人がおらず、学校にも家にも、親戚の家にも居場所がない状態で育てば
健全な人間に育つのは困難を極めますよね。
本来もっていていいはずの、精神的な土台(自己肯定感)もしっかりとできておらず
ガッタガタのまま学校や社会に出て、どうにか健常者に擬態しながら生きていくわけですが
それをいいことにハラスメント加害者のターゲットにされてしまいやすいんですよね。
しかも不健全な環境で育ったために心身ともに満身創痍な状態で、常に健常者を演じていなければならず
かつ、ハラスメント加害者たちからもエネルギーを吸い取られる日々なので
とにかく生きること自体が「しんどい!」「疲れる!」んですよねえ。

 

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毒親育ちの特徴が接客業にどのように影響するか

 

さて、それではここからは、先ほど挙げた毒親育ちの特徴が、接客業という仕事に就いた時に
どのように影響してくるのかをお話ししたいと思います。

まず私が最も感じているのが
「お客様に頼られたり甘えられたりした時に、それにお応えするだけのキャパがない!!」
ということです。

自分自身、「甘えるな」「頼るな」という環境で育ってきたため
その制限がなく当たり前のように思いっきり頼ってきたり、不機嫌をぶつけてくるお客様に応じるのが苦しくなったり、イライラしてしまったりするんですよね。
接客業を始めたての頃は、お客様の困りごとを解消して「ありがとう」と言われたり感謝されることにそれなりにやりがいを感じていました。
そして、いわゆるクレーマーの方や攻撃的な態度のお客様に遭遇した時は、「いかに少しでも納得いただける対応をするか」について、先輩に相談したり本を読んだりして、よりよい対応ができるように努めました。

しかし段々仕事に慣れてきて疲れも溜まってくると
色々丸投げして頼り切りのお客様や、ただただ攻撃的だったり、思い通りにならないと怒りを爆発させたり、上から目線のお客様に対して
「甘えやがって!!!」とか「もう勘弁してくれ…」という気持ちが出てきて、謙虚な気持ちで対応することができなくなってきます。

接客をしていてこういう気持ちになるのも、
「自分が人に甘えたり頼ったり、ネガティブな感情を見せることを許されずに育ったからなのかな」
「だから人が当たり前のようにそれをしていると、死ぬほど羨ましいんだろうな」
と、自分なりに分析してみた次第です。

 

次に感じているのは
「お客様の機嫌を損ねるのがめっちゃ怖い」
ということですね。

何しろいつ不機嫌になって「お前のせいだ!!」と攻撃してくるかわからない親の元で長年暮らしていますし
とにかく他者の機嫌は不安定なもので、「不機嫌になる=自分が悪い=人格否定される=痛い、怖い」という思考回路が染みついてしまっているんです。
そんなだから、いわゆる普通親育ち以上に、他者の機嫌を損ねることに怯えるんでしょうね。
しかも客と従業員の立場では(特に日本では)逆らえませんからねえ。

実際ではそんなことはないと頭ではわかりつつも、「相手を不機嫌にさせたら終わりだ!」と、いつも緊張しっぱなしですね。
そのため慎重な接客をすることはできますが、多分周りの人よりエネルギーの消耗が激しく疲れやすいです。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

私的には、今回書いたような苦労をされているお仲間が世界中にいっぱいいるような気がしています。
本当によく頑張って生きていますよ。

最初に挙げた、“典型的毒親育ち”の特徴が接客業に対して及ぼす影響について
実はまだ書こうと思っている内容があるのですが
長くなりすぎてもアレですし、明日以降にでも続編として書けたらな と思っています。

ではでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

【追記】
続きの記事を更新しました!→

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