
どうも、癒湯です。
まっっったくバレンタインらしくない記事にはなってしまいますが
久々に更新しますね〜
毒親育ちの多くの人は
自分を好きになれなかったり 、自分に自信を持てずにいる人が多いと思います。
何故かというと
多くの毒親は、子供に健全な肯定感や自信を持たせる育て方を知らないからです。
知らないから、できない。
きっと親達もその親達から、健全な自信を育む育て方をしてもらえなかったのでしょう。
基本的に毒親の子は毒親です。(そうじゃないケースもたまにありますが)
では、『健全な自信を育む育て方』とはどんな育て方かといいますと
- 子供の良い所をきちんと見つけ、認め、伝える
- しっかりと愛情を伝える(抱きしめるとか、触れ合う時間を作るとか、笑いかけるとか)
- 子供の気持ちや話をちゃんと聴く
…等、こんな所でしょうか。
これらは子供の頃、私が欲しくても親から得られずに寂しさを感じていた事なので
他の機能不全家庭にも通じるものがあるのではと思います。
逆に『健全な自信を育めない育て方』だとこんな感じかと思います。
- 子供の短所ばかりを見て、指摘してばかり(子供の良い所を見る目を持っていない、または気付いても伝えない)
- 褒めない(テストで99点取っても、取れなかった1点を嘆く)
- 親がいつも不機嫌、またはいつ不機嫌になるかわからない
- 子供をダメな奴扱いする
- 子供が甘えに行っても突っぱねる
- 子供が小遣いで好きなものを買うと「またそんなもの買って!」と、逐一文句を言う
- 愛情を伝えない(自身の親から愛情表現を学べなかった親は、やり方がわからなくてできないケースも多い)
- 子供の話や気持ちを聴かない(そこに重要性を感じなかったり、精神的に余裕がなくて聴けなかったり)
- 子供をコントロールや支配する
- 厳しいばかりのしつけをする(そういうしつけ方法しか知らなかったり、良かれと思ってする場合も多いのでしょう)
- 子供に悪口や暴言、悪意のある冗談を吐いたり、人格を否定する
- 子供を嘲笑する
- 兄弟で差別をする
- ぶっちゃけモラハラ
…ふう( ̄▽ ̄;) いっぱい出ちゃいました。
はい、これ全部ウチ(私の実家)のことです(笑)
他のお宅の場合だと、これらに加えて身体的暴力などがあるご家庭もあるのでしょう。
ウチの親はとにかく褒めない!認めない!人でした。
特に父は。
いつも子供の短所ばかりにフォーカスし(粗探しともいう?)、どのタイミングで不機嫌になるかわからず(しかも時々不機嫌爆発度が異常に激しい)
子供側としては自然と毎日ビクビクするしかありませんでした。
普通に会話できる時の方が珍しかった。
ウチの母は気が強くて口も達者なので、母にモラハラするわけにはいかず
無力な子供である私(第一子)がターゲットにされたのでしょう。
下の兄弟は普通に可愛がられていたと思います。
精神を病むことなく、健やかに進学して就職しています。
モラハラする人は何かあったから怒るんじゃなくて
怒りをぶちまけたくて怒る口実を探している という話がありますが
今思うとそれだったんだと思います。
急に不機嫌になられて、「お前のせいで俺は不機嫌なんだオーラ」をガンガン出されるので
なるべく刺激しないように顔色伺うようになっちゃうじゃないですか。
そしたら今度は「人の顔色伺うな!!」と怒られるわけです。
ダブルバインドってやつですね( ̄▽ ̄;)
正直今まで生きてきて、親のそばで思いっきりリラックスできた記憶がありません(笑)
基本怒られてばかり、親を不機嫌にさせてばかりだったので
(親の不機嫌は本当は親の責任ですけどね!)
とても自分を好き(自己肯定感がある状態)になったり、健全な自身を持てる状況ではなかったと思います。
自分には良い所なんて1つもないんだ… と20代前半まで固く思い込んできました。
多分存在そのものを受け入れられる経験が乏しかったせいでしょう。
今は少しは自己肯定感が出てきた気もしますが
やっぱり「自分の本性を知ったら友達は離れて行くのでは…」という恐怖感は、なかなか無くなってはくれません。
本性ってなんだよ(笑)って話ですが、長年自分嫌いの生活を続けていると
人前でリラックスできないんですよね。
親とか家族の前はもちろん、ある程度仲良くなった友人の前でも常に緊張するクセが染み付いてしまって。
親が怖かったせいか、人を前にすると自動的に『ヘタな事やらかしたら嫌われる!モード』が発動してしまうんですね(笑)
人とリラックスして関わるという感覚を知らないんです。
悲しい(笑)
なんだか長くなってしまいそうなので、今回はこれくらいにします。
これからは、人とリラックスして関わる事、健全な親密さについて学んでいきたいものです。
ではでは、最後までお読みいただきまして有難う御座いました。